全体のセキュリティ強度を向上する ⇒ 1人1人の「意識と行動」の習慣化

鎖は一番”弱い輪”以上に強くなれないブルース・シュナイアー

どれ程の強い鎖であっても、たった1ヶ所でも弱っていれば、全体の強度は「弱い鎖」と同レベルまで低下します。

例えば、グループウェア等「1人でも安易なパスワード」を使っていることで、そのシステムの入口となる強度は弱い鎖(1人のパスワード)まで低下します。

例え簡単なレベルのセキュリティ対策であっても、全体の底上げが出来るのであれば、弱い鎖のままよりは「よほど効果的」であり「最も有効な方法」の1つとなります。
しかし、弱点を見つめる方法も解らず、その補強なしに「強度」ばかりを追及する対策では、「強い鎖はより強く」なるだけで全体の強度は「まったく上がっていません
上の鎖と同じ状態のままで…しなやかさも欠け「ブチッ」と・・・いつ切れてもおかしくない組織を多く見てきました。

セキュリティ意識が低い企業・ビジネスマンは淘汰される時代
情報セキュリティは、企業の経営戦略課題になりました。

提供サービスの概要

現状、どこに弱点があるのか?は、社内(内部)から見たときと、社外(外部)から見たときで全然違うものです。アプローチする視点が違えば、結果も異なります。原因と結果の法則です。

62セキュリティの全体像を客観的に見ることができますか?

3つの柱は相互的に補完関係にあります。全体を把握することで、必要な対策が必ず見つかると確信しております。

セキュリティを考える上で最も重要なことは「常に攻撃側は、防衛側よりも優位な状態」にあると認識することです。

様々な問題には「必ず事前の変化」があります。変化の察知は場数を踏んでいなければ見分けることが困難です。内部から内部を見ている限り、問題の客観視は出来ません。

通常時はとても大切な人間関係という「内部事情」や「政治的力学」等が働き、問題を問題として捉えたとしても「忖度」がかかることで、その本質を見いだすことが難しくなります。
万一の緊急事態発生時においては「おざなり」対応となり、次に向けて「まったく学習されること」も「体験を生かされること」もありません。蓄積されてきた内部不満が噴出するトリガーにもなります。
情報セキュリティ対策においても、余計なフィルターを排除しなければ、問題解決の「正しい糸口」は見えてきません。

一方通行な対策でなく「攻撃と防御の両視点からアプローチ」すること、立場と視点を変えて考えることで、全体のセキュリティ強度底上げに繋がっていきます。


本気でセキュリティ対策を推進していく企業様をバックアップいたします。

45の事例から知る【情報セキュリティ標語】実践研修・ケーススタディ

実際の事例を元に作成した、五十音「情報セキュリティ標語」を教材として使用します。

■ 座学の場合:1事例2分程度、45事例すべて実施(90分の研修)
様々な事例を知る ⇒ 基礎知識が身につく
⇒ 身近な事例を自身に置き換えることで、応用できる対応能力スキル向上を目指します。

■ 演習の場合:目安は5分から30分程度、熟考することにより深く身についていきます。
(直近で起きた社内事故や身近な事例等、事例の深掘り次第で時間は変わります)
身近な事故事例をテーマ ⇒ 自ら(グループで)考える
⇒ 他者との討論(発表など)により、多面的なヒントを得ることを目指します。