反スパム団体が「スパム送信者ワースト10」を発表,国別では米国が最悪ITproSecurityより

アンチ・スパム団体のSpamhaus Projectは11月16日,同団体が収集したデータをもとに,最も多くのスパム(迷惑メール)を送信している国やISP,個人を公表した。国・地域別では,米国から最も多くのスパムが送信されているという。

国・地域別のワースト・ランキングは以下のとおり。スパムは世界中で損害を与えているにもかかわらず,いくつかの国では対策を講じていないという。以下の国・地域にはスパム対策の法律がないか,あっても貧弱であるため,「スパム天国(Spam Haven)」になっているとする。

  1. 米国
  2. 中国
  3. 日本
  4. ロシア
  5. カナダ
  6. 韓国
  7. 英国
  8. 台湾
  9. 香港
  10. オランダ

Spamhaus Projectの情報

日本が3位に入っているのはなぜだろう?

日本語のspamも多く送られてくる状況を考えれば、納得がいくのかもしれない。

最近は聞かないが(私だけが知らないのかも?)、1999年前後くらいは、日本はハッカー天国と言われていた。それは簡単な話で上記のスパム天国と同様に、貧弱なサーバが多くあり、海外ハッカーの標的にされていたがあった。いわゆる踏み台ってやつで、脆弱なサーバに侵入し、そこを踏み台として経由し、目的のサーバに侵入するというもの。何カ所も経由すると元の接続先がわかりにくくなるのが目的。

言葉の定義だけしておきたいのは、ハッカーと言われるのは、コンピュータに精通し、何でも出来る優秀な人たちを言い、一般的に使われるハッカーとはクラッカーと呼ばれ、同じく精通しているが紙一重の一線を越えてしまった悪意ある人たちを言う。解りやすいのでココではハッカーと言っているが、クラッカーの事である。

当時よりも国内においては、随分強くなっているはずなのだが、それ以上の普及率と個人使用での常時接続が増えている事を考えれば、それよりも悪化しているのかもしれない。詳しいデータがないのでわからない。

母数が大きくなった分だけ、脅威も増えていると思われる。

スパムもうっとうしい。ケータイのスパム対策は通信事業者が頑張った結果、最近では減っているようだ。スパムでの逮捕者もでている事を考えれば、メールでのスパムも次の世代に変化していくのだろう。

また別なものが、発生してくるのは時間の問題だけだ。

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新倉茂彦

TCNIC Co., Ltd. 代表取締役 / セキュリティプロデューサーオルタナティブ・ブログ
日々起きる目の前の「セキュリティ」なことだけを考えています。表があれば裏があるように、様々な視点から見て、考えるように意識しています。 人の「こころ」に興味を持ち、仏教と密教からヒントを得るべく現在研究中。