FBI、携帯電話を遠隔操作で「盗聴器」に–マフィアの捜査で使用CNET Japanより

米連邦捜査局(FBI)は、犯罪捜査に新しい電子盗聴の手段を使い始めたようだ。これは携帯電話の通話口についているマイクを遠隔操作でオンにし、それを利用して付近の会話を盗聴するというものだ。

この盗聴手法は、米国時間11月27日に発表された、米連邦地裁のLewis Kaplan裁判官による意見書の中で明らかになった。この中でKaplan裁判官は、連邦通信傍受法では容疑者の携帯電話付近の会話を盗聴することは許されているとして、「ロービングバグ」は合法だと裁定している。

Kaplan裁判官の意見書には、この盗聴方法は「携帯電話の電源が入っているか入っていないかにかかわらず機能した」との記載がある。携帯電話の中にはバッテリを取り外さない限り完全に電源を切れないものがある。例えば、Nokiaの一部の携帯電話は、電源を切っておいてもアラームがセットされていれば、その時間になると起動する。

「電話機の設定が実際に変更され、盗聴器になっている場合、対抗するには、盗聴器発見の専門家に24時間ついていてもらう手もあるが、これは現実的ではない。あとは電話機からバッテリを取り外すしかない」とAtkinson氏は言う。実際、セキュリティを意識する企業幹部は日常的に携帯電話からバッテリを外していると、Atkinson氏は付け加えた。

段々とイヤな時代になってきた。

それだけ身の回りにはテクノロジーがあふれているからだろう。

ちょっと違うが、以前に聞いた話では・・・

1.自動車電話が普及しはじめた頃、受信する地域によっては090等の後に2桁が変わり、自動アナウンスされかけ直す時代があった。私も当時使っていた。東京はたしか31がエリアのコードだったと記憶している。これ当時でもそれなりの感度がアリ、自動車電話のアンテナをトランクにしまっておいても反応してしまった。

これで何がわかるかと言えば、東京にいるはずが、地方にいたことの証拠になってしまった。その後遠方にいる場合には、頭の090か何がか2種類ありこれもかけ直すことがあったはず。番号が急激に増え記憶も定かでないほど変化しているってことだろう。現在では海外にいても同じ番号で繋がるようになった。

2.イヤホンで自動着信をしていた例と、折りたたみのケータイが普及していない頃、誤動作を防ぐためにダイヤルロック機能などもあったが、胸のポケットに入れて知らずにかかってきた電話をとっていた。もちろん本人は受信したことも知らずに受信状態になってしまったのだ。ようは自分の知らない間に着信していたらしい・・・

この話のオチは、いずれも浮気がばれてしまった話だった(笑)

何とも笑えない話ではあるが、いずれもトリガーになったのは人的なミスによるものだ。

アンテナの話は電源を切っておけば、最後に電源を切った場所しか残らない。

着信の話は便利な機能が裏目に出てしまったのだ。

電話以外の話で言えば、ばれてしまうようなことをしなければ良いのだが(笑)

このFBIの手法は、今どきのケータイ事情を考えると今後日本でもあるかもしれない。日本の当局がこれをするかは法的な問題もありわからないが、テクノロジーとして可能であれば、イリーガルなことであっても出来てしまう事に脅威を感じる。

法律を守るのは大前提の当たり前だが、どんな方法であれ可能であることに脅威を感じる。

電池を抜けば反応しないのは子供でもわかる簡単なことだが、電池を抜いてしまった携帯電話って自分の意思で発信するときにしか使えない。

着信は出来ない。電池が入ってないからだ。

しかし発信だけに使う場合でも、その会話が同じく盗聴されれば変わらない。

会話の盗聴を携帯電話機でしているのか、電波が通過するところでするのかの違いだけ。

こうなると便利な携帯電話も、持たないのが一番の有効策になる。

やましい事をしていなくても、プライバシー侵害になるテクノロジーがあることだけは事実のようだ。

街に公衆電話は極端に減ってきたが、公衆電話とポケベルの時代に戻るのが良いこともあるのかもしれない。

便利な裏側はこれに限らず何処にでも存在するものだ。

The following two tabs change content below.

新倉茂彦

TCNIC Co., Ltd. 代表取締役 / セキュリティプロデューサーオルタナティブ・ブログ
日々起きる目の前の「セキュリティ」なことだけを考えています。表があれば裏があるように、様々な視点から見て、考えるように意識しています。 人の「こころ」に興味を持ち、仏教と密教からヒントを得るべく現在研究中。