プライバシーってなんですか?

昨年もお世話になりました。新倉茂彦です。 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

・・・って、旧正月じゃないのですが、全然余裕なく何も出来ませんでした。

昨年末から先日まで、ほぼ1ヶ月間、論文を書くためにWordと格闘をしておりました。

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さて表題の”プライバシーってなんですか?”を、書いていた。ここ数年ずーっと追いかけているテーマ。

ネット社会にプライバシーはない!ことを実証するためのものを書いていた。

そもそも、個人情報とプライバシーの区別も曖昧なままに、プライバシー侵害との風潮がある。ここには明確な定義がない。個人情報保護法にプライバシーに関する記述がないにも関わらず、プライバシーという言葉だけが一人歩きしている。

例えば、住基ネットを例にとれば、氏名・住所・性別・生年月日&住民票コードから構成される。もしも、この情報をプライバシーとするならば、この情報が流通することは、プライバシー侵害になるだろう。 

仮に、この氏名・住所・性別・生年月日がプライバシーとなるのであれば、知られたくない情報になる。プライバシーは、内面の自由とか、知られたくない権利、放っておいてもらう権利などと、定義もされている。

すると、この4情報が知られたくないのであれば、通常の社会生活に支障を来すのではないだろうか?

その範囲によっても話は変わってくるが、これが知られたくないのであれば、その人は少なくとも日本において存在出来なくなる。パスポートも運転免許も取得できない。救急車を呼んでも到着出来ないし、郵便物も届かない。

そもそも存在していないのと同じになってしまうからだ。

プライバシーは、乱暴な言い方をすれば、自分だけの人に知られたくない秘密になり、恥ずかしいことなどが、含まれてくるもののはず。

氏名や住所を知られることは、恥ずかしいもので、秘密にしたいものだろうか?そうしたら、その人はドコのダレになるだろう?

この4情報以外に、知られたくないような情報まで付加されれば、プライバシーに触れるかもしれない。が、それであっても4情報と分離していれば、それは関連のない情報の断片でしかない。

4情報と管理コードは、社会保障番号として使っている 国もある。

これは知ってもらうべき情報ではないだろうか?どれだけ保護しても民間のダイレクトメールなどのデータベースには既にあるのだから。。。

これでもプライバシーなんでしょうか?

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新倉茂彦

TCNIC Co., Ltd. 代表取締役 / セキュリティプロデューサー / M.B.A. 経営情報学修士 / 密教学修士ブログ
日々,目の前で起きる「セキュリティ」なことだけを考えています。表があれば裏があるように、様々な視点から見て考えるように意識しています。 人の「こころ」に興味を持ち、仏教的アプローチからセキュリティを探求中。

45の事例から知る【情報セキュリティ標語】実践研修・ケーススタディ

実際の事例を元に作成した、五十音「情報セキュリティ標語」を教材として使用します。

■ 座学の場合:1事例2分程度、45事例すべて実施(90分の研修)
様々な事例を知る ⇒ 基礎知識が身につく
⇒ 身近な事例を自身に置き換えることで、応用できる対応能力スキル向上を目指します。

■ 演習の場合:目安は5分から30分程度、熟考することにより深く身についていきます。
(直近で起きた社内事故や身近な事例等、事例の深掘り次第で時間は変わります)
身近な事故事例をテーマ ⇒ 自ら(グループで)考える
⇒ 他者との討論(発表など)により、多面的なヒントを得ることを目指します。

2 thoughts on “プライバシーってなんですか?

  1. 新倉 茂彦 より:

    sumimotoさん。コメントありがとうございます。
    >誰が、どのくらいの便利さで、何のために利用するためのものなのか
    そうですね。この部分です。
    しかし、誰は収集側と利用される側、そのどっち側の誰の視点かで随分と変わるはずです。
    引き続き追いかけて行きたいと思っています。

  2. sumimotoshohei より:

    個人情報を集めるとき、集める目的が、必ず、あると思うんですね。
    言及されている、ダイレクトメールの民間保有情報は、郵便等を出すためのものです。
    同じく、言及されている、住民基本台帳ネットワークにしても、ただ、情報を集めるためだけに集めたものではないはずです。おそらく、行政が行政のために個人情報を利用するための、情報収集ですね。更に、住基ネットは、ネットワークになっているので、可用性が、ただ、紙に集めただけの情報よりも、高いのだと思います。
    新倉さんのこの文章では、具体例と、一般論と、文中に両方があるので、私には、新倉さんの論旨が、いま一つ、よく分かりませんでした。
    その上での事ですが、私は、一般論としては、プライバシー情報の収集について考えたり許可したりするとき、集めた情報について、誰が、どのくらいの便利さで、何のために利用するためのものなのか、収集前に、みんなで考えてみても良いような気がしています。

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