日銀が内部情報をネットに漏洩、金融機関の決算分析資料もITproセキュリティより

日本銀行は2008年3月22日、インターネット上に同行松江支店のものと思われる資料が流出したことを発表した。松江支店の職員が上司の了解を得ずにデータを自宅に持ち帰り、自宅PCからネット上にデータが流出した。

相も変わらずに、Winny漏洩だ。確かにWinnyには、いろんな意味で”魅力的な”ファイル名のついたデータがある。本物もあれば、ウィルス付きの偽物まである。。。

そもそも論で言えば、データの持ち帰りが無ければ、漏れないはず。会社でウィルス対策なしにWinnyを使えば別だが。。。

データが”存在する”以上は、漏れるのだ。何らかの方法をとって。。。単純なミスもあれば、人為的に盗み出すことや、今回のようにWinnyを通じて漏洩したりする。

最近は、データの持ち帰りをシステム的に出来なくしている企業が多い。

一方で、持ち帰らなければ終わらない程の仕事をしている場合のが多かったりもする。過去のWinny漏洩では、仕事とまったく関係なく持ち帰った、もらった重要機密が漏れたこともあったので、何とも言えない。

いずれにしても、結果として漏洩したのだから、その事前対策は考えなければならないこと。また事後の問題として、漏洩を把握することと、その対応を行うことになる。

インターネットさえなければ。。。なんて今時言えないだろう。インターネットの便利な恩恵を受けているのだから。。。その反対側である危険も知っておかなければならないのだ。

Amazon「ほしい物リスト」検索機能が再開、初期設定は「公開」のままINTERNET Watchより

オンラインストア「Amazon.co.jp」において、ユーザーが欲しい商品をリスト化する「ほしい物リスト」の検索機能が再開した。アマゾンジャパンは12日以降、「一部機能を調査するため」という理由で、検索機能を一時利用できないようにしていた。

上記の漏洩とは違うが、これで他人の趣味趣向が見えてくる。同時に本人にとってamazonは、とても便利だ。

オススメの商品を紹介してくれるし、本を買えば同じ類の本を買った人が同時に買った本まで紹介してくれる。知らなかった本にまで辿り着けるのだ。

街の本屋さんで、ブラブラしながらトレンドを見るのも楽しい。平積みの感じでイメージもインスピレーションも湧いてくる。新しい発見も会ったりするので、amazonで買うだけが万能ではない。

でも、amazonは便利なのだ。

ココでも、その反対側があることを知らなければならないのである。単なる仕組みの話だが、知っているのと知らないのでは大違いだ。

別に自分の欲しい物リストを人に見られても良いって人もいるだろう。嫌なひともいる。まるでレンタルビデオ屋のレンタル履歴のように。。。

何よりも大きな問題は、この設定方法や仕組みを知らなければ、自分だけが見ているようにしか見えないことだ。別な端末から、自分のリストをみたり、amazonをログアウトしてまで、見ることもないからだ。

2つの記事に共通で見えてくるのは、知らない間に見えていること。見えると見えない。

”見える→見えない”のが、余程簡単はなず。”見えない→見える”ようにすることは、難しいはず。私には、そうとしか見えないのだ。もしかしたら、見えていない部分があるのかもしれない。

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新倉茂彦

TCNIC Co., Ltd. 代表取締役 / セキュリティプロデューサーオルタナティブ・ブログ
日々起きる目の前の「セキュリティ」なことだけを考えています。表があれば裏があるように、様々な視点から見て、考えるように意識しています。 人の「こころ」に興味を持ち、仏教と密教からヒントを得るべく現在研究中。