船場吉兆:残った料理、別の客に アユ塩焼きなど−−大阪市保健所が立ち入り:毎日JPより

高級料亭「船場吉兆」(大阪市)が客の残したアユの塩焼きなど料理6種類を捨てずに別の客に回していたとして、大阪市保健所は2日、本店を立ち入り調査をした。船場吉兆側は「昨年11月の営業自粛前まで使い回しをしていた」と認めているという。食品衛生法には問われないものの、保健所は「健康被害を招きかねず、今後、使い回しはあってはならない」と口頭で指導した。

もったいない・・・懲りない方々。これって、高級料亭だからの問題なのか?

食べ物の使い回しと聞いて、すぐに浮かぶのは”クリームソーダのサクランボ”と”何気なく存在感のあるパセリ”程度しか浮かばない。私の食のレベルが透けて見えるところだ。

昔、”ムー一族”ってドラマで、樹木希林が話ながらちゃぶ台の上にあった煎餅を舐めて、ケースに戻したシーンを鮮明に覚えている。あくまでドラマの1シーン。

確かに、もったいないかもしれない。ホテルなどでは、客室のトイレットペーパーが少なくなると、清掃時に新しい太いペーパーに取り替える。勿論、少なくなったペーパーも舞台裏では使っている。高級料亭においては、お客に出さずに舞台裏の修行中の方々に味を通じて知ってもらう。。。などの方法はいくらでもあったはず。これは結果論ではない。それ以前の話だ。

本当のモッタイナイは、ワンガリ・マータイさんの言葉を思い出す。

環境 3R + Respect = もったいない

Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という
環境活動の3Rをたった一言で表せるだけでなく、
かけがえのない地球資源に対する
Respect(尊敬の念)が込められている言葉、「もったいない」。

マータイさんはこの美しい日本語を環境を守る
世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱しました。

mottainaiより引用

日本人である私は恥ずかしい。マータイさんの言葉を聞いて、もったいないの言葉を改めて知る。とても良い言葉だし、リスペクトすることの大切さを深く知る機会をいただいた。 

先の調理場では、「使えるものは何でも使う」、「やってはならないことなので恥ずかしくて言えなかった」らしい。現場の方々も、心苦しかっただろう。こういう問題は一番心理的に響いてくる。間違っていることを、し続けなければならない。。。TOPが荒廃している。

−−−セキュリティな話だと。。。裏紙を使うことは、ゴミ削減と再利用には良いことだ。

今一度考えて欲しいこと。それは裏紙。ってことは、表があったから裏紙なのだ。裏紙を使った瞬間に、それは裏紙でなくなる。これから使う面が表に変わる。

じゃあ、その白くない面には、何が書いてある?記録されている?印刷されている?だろうか?ほとんど気にしてないはず。・・・それが、情報リサイクルにつながっていく。一直線に。

セキュリティ標語に書いた、ミスプリも、うらの裏側、表かな、ってこと。

紙はあくまでも、情報を写すための媒体に過ぎない。その中身が重要なのだ。表も裏も。子供の頃にやった、鉛筆で薄く紙全体をなぞると。。。重なっていた紙に書かれたものまでもが、浮き上がってくることもある。まぁ、そこまでは言わないが、あるってことを再確認していただきたい。

リサイクルも、もったいないも、いろいろあるが、今一度「もったいない」を考えてみる。

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新倉茂彦

TCNIC Co., Ltd. 代表取締役 / セキュリティプロデューサーオルタナティブ・ブログ
日々起きる目の前の「セキュリティ」なことだけを考えています。表があれば裏があるように、様々な視点から見て、考えるように意識しています。 人の「こころ」に興味を持ち、仏教と密教からヒントを得るべく現在研究中。