本当の監視カメラとは「瞬きしてジロジロ」見るのが抑止効果あるのかもしれない

カテゴリーはWebカメラのようですが、何ともイヤらしいです。「Eyecam(アイカム)」って名前も良いですね。眉毛付きって… こういうの好きです。

常に見られていることを意識したい。そんなあなたのための人の目型WEBカメラ(眉毛付き)

1984(小説)の映像版で見たテレスクリーンでみたイメージそのものです。実際にこういうのがあるのを見ると、更にゾクゾクしますw

抑止効果として考えた場合

やはり見られていると意識させられるものや、見たこともあると思いますが、こういうステッカーです。

引用:https://www.bouhan.metro.tokyo.lg.jp/01_security/02_community/patrol_sticker.html

眼力のようなもので、何か後ろめたいこと等に抑止効果は高いと思います。

そもそも、セキュリティで考えた時に防止なんて出来ないし、防止のために本来業務なんかが滞るようなことが普通にあったりするので、抑止という考え方が必要と思っています。

以前の記事:

アップルの情報管理統制に学ぶ、抑止効果は神の存在に似ていた

抑止で防止はできませんが、防止よりは「心理的」に影響する抑止セキュリティ思考

セキュリティな思考

自身でセキュリティを意識し続けることが出来れば、もう何も必要ありません。意識はしているつもりでも、続けることの難しさは知っていると思います。

 1.強制的に意識する機会を与える

   常に見られているというイヤらしさです。

 2.続けるしかない環境を作る

   ジロジロ見ているというイヤらしさです。

 3.戦闘意識を無くす

   悪いことしてなければ、お約束のルールに沿った方が楽です。

一つの結論として、自分だったら「こういうの絶対にイヤだよね」というアプローチだと考えます。だってイヤでしょw 

100%防ぐなんて出来ないなら、より100%に近い結果が出るようなことをする。そんなのも抑止と思うのですよ。

現状の情報セキュリティ教育研修をそのまま続けて大丈夫ですか?

ほとんどの企業において、情報セキュリティ教育のコンテンツは一巡しています。新たに知るべく脅威などもありますが、ほぼ新しいコンテンツはありません。

技術者の方々は、常に最新の動向を知る必要があります。しかし、一般社員の方々が知るべくことは技術者の方々とは内容が違います。

一般社員の方々に向けた「情報セキュリティ」に必要なことは、ほぼ伝えきられたと考えます。
現在行われているのは、二巡、三巡の繰り返しです。同じことを反復練習していても情報漏洩事故は減少していません。