「情報セキュリティ研修感想文」検索の関連ワードに出てくるリスクを主催側はよく考えた方がいい

情報セキュリティのキーワードで調べものしていたら関連検索ワードに「情報セキュリティ研修感想文」って出てくるのですよ。なんだこれ?最初意味が解らずに掘り下げてみると、そのまんまでした。

研修受講者が「情報セキュリティ研修感想文」を書かなければならないのか?若しくは「情報セキュリティ研修」受講者の感想はどのようなものなのか?何を得られたか知りたかったのか?

おそらく、受講者が書かされる(報告する?)ために書くとき、どう書けばいいのか調べている方々が多いから関連検索キーワードの上位に上がってくるのではないかと。

圧倒的に受講者のが多い

主催企画側、受講側で考えると「情報セキュリティ研修感想文」ってキーワードで調べるのは圧倒的に受講側が多い。例えば社内で受講者100人くらいの研修を企画する人や、企画側のそれを見る人達を大雑把に考えても20人もいないはず。

私も感想文とかアンケートを見せていただく機会も多くないけどあります。参考になることも多くいただきます。どちらかと言うと厳しい意見のが後の参考になります。講師側だと読めばどの程度の理解か明確に見えてきます。

なぜ調べてまで書くのか?

その表面的な評価を書かせようとする(させる)から、書かされる側が調べると。簡単な図式です。まぁそんな程度の評価する側&される側が、その研修で一体何を得られるのか?目的を聞いてみたいところです。時間とコストは受講者の人数だけかかります。

これ本当に理解できたとか、目からウロコだったとか、何か感じたことがあれば絶対にかけるはずです。そんな理解が出来なかった(出来ない)し、それをもって評価に繋がるから、きれいに書きたいのか?と、何の為のセキュリティ研修?私の立場では理解しがたいです。

【研修を受講して】

本日の情報セキュリティ研修を受講し、日頃の業務における自身のセキュリティ意識を見直す大変良い機会となりました。
特に印象に残ったのは、情報漏えい事故の多くがシステムの不備ではなく、パスワードの使い回しやファイルの誤送信といった「人の油断やミス」から発生しているという点です。これまでは「自分は大丈夫だろう」とどこかで他人事のように考えていましたが、日々の小さな気の緩みが会社に重大な損失を与えるリスクがあると知り、身が引き締まる思いがいたしました。
今後は、離席時の画面ロックの徹底や、不審なメールへの警戒など、決められたルールを「当たり前のこと」として確実に実践します。また、万が一不審な出来事やミスが発生した際には、自己判断せず、速やかに上司や専門部署へ報告・相談することを徹底いたします。

AIのテンプレートです。表面的にはうまくまとまっています(笑)

本当にこれを書いていて、報連相の徹底もできるなら、頑張ってください!。以上。

テンプレ読んで理解できるとか解ることと実際に出来ることは違いますし、本当にこれを書けるだけの理解力があれば、それなりに意味のあった研修であったと思います。本当に腹落ちしていれば…の話ですが。

セキュリティのためのセキュリティになっている

これで本当にいいんですかね?だれのなんのために時間コストかけて行うのですか? 身にならないセキュリティでもセキュリティしておこう!みたいな、本質が見えないです。なんだこれ?

これ見ただけじゃ本当の理解度なんて解らないですよ。しかし「うーん、理解してるね!」「まぁこんなもんだろう」という、お笑い鉄板ネタてきに、お約束通りの予定調和になっていることを理解しているのでしょうか?

受講者自身が考えられる場を提供しないと、一方的な座学の弊害です。

結局は、事故が起きなきゃいいのですけどね。事故は発生するまでおきませんので。

現状の情報セキュリティ教育研修をそのまま続けて大丈夫ですか?

ほとんどの企業において、情報セキュリティ教育のコンテンツは一巡しています。新たに知るべく脅威などもありますが、ほぼ新しいコンテンツはありません。

技術者の方々は、常に最新の動向を知る必要があります。しかし、一般社員の方々が知るべくことは技術者の方々とは内容が違います。

一般社員の方々に向けた「情報セキュリティ」に必要なことは、ほぼ伝えきられたと考えます。
現在行われているのは、二巡、三巡の繰り返しです。同じことを反復練習していても情報漏洩事故は減少していません。