ロングテール現象はセキュリティにもあった?

キーワードは、80%&ロングテール(パレートの法則)

約8割がデジタルデータの定期的なバックアップを行わず–アイギーク調査:CNET Japanより

調査結果では、自分のPCのデータをバックアップしているかという質問に対し、「頻繁にバックアップしている」と回答したのは21.0%にとどまった。「バックアップを行ったことはある(58.3%)」と「バックアップを行ったことはない(20.7%)」を合わせた約8割のユーザーは、定期的なバックアップを行っていないことが判明した。

バックアップを行わない理由については、「バックアップの仕方がわからないから(64.5%)」「作業が面倒なので(28.2%)」「時間がかかるから(16.1%)」といった回答が多く、バックアップの重要性と対策に関する認識はまだまだ低いとしている

バックアップはしなくても良い。ハードディスクが壊れたり、データがなくならない限りにおいては。。。

私も何度も痛い目に合っている。学習能力がないのか?なかなかバックアップを取らなかった。しかし最近ではしっかり取るようにしている。本当に痛い目に合ったからだ。

天災のように突然やってくる。いろんな不具合は・・・

その時にバックアップがあれば・・・何度も経験し、やっと定期的に取るようになった。それは簡単にバックアップ出来るソフトの充実など、環境的な要因も大きい。

また大量のデータを保存出来るハードディスクなども安くなったのもある。

この重要性は、痛い目に合わないとなかなか解らないのだ。そんなもんである。

意外とこのバックアップで重要なことは、バックアップしたから安心!ではないのだ。確かにバックアップしたから安心の一面もあるが、バックアップしたデータが入った媒体の管理は意外とずさんだったりする。

取ったらその後の管理のが重要なのだ。立場によってその価値観は変化する。

自分で自分のデータをバックアップするのだから万一の場合、元に戻すことが出来る=万一でなくとも元のデータが復元出来るって事を忘れてはならない。

8割の企業が従業員のIM利用などでセキュリティ被害,被害額は年平均13万ドル:ITproSecurityより

米FaceTime Communicationsは米国時間11月8日,インスタント・メッセージング(IM)やピア・ツー・ピア(PtoP)型ソフトなどが,企業に与える影響について調査した結果を発表した。それによると,従業員が許可なくダウンロードしたソフトウエアが原因で,過去6カ月間に被害を受けた企業は81%に達したという。「無許可ソフトによるセキュリティ脅威は,約1年前と比べほとんど減っていない」(同社)

また,グレイネットが原因のセキュリティ・インシデントによる年間の被害額は,一般的な企業では平均13万ドル,インシデントの発生頻度が高い大企業の場合は35万ドルにのぼることが分かった。

ここでも8割なのか?米国の事例だが、米国に限ったことではないだろう。

ここで8割がどうも気になるのだ。8割といえばパレートの法則ロングテールが有名だ。最近ではロングテールのが通じやすいが、その元はパレートの法則だ。

いまさらここでパレートの法則を説明するまでもない。

今回の件にあてはめると・・・

バックアップを8割の人が取らず、2割の人が取っている?

これではそのまんまだから、あまり面白くない。

私の経験上言えることは、

98%忘れた頃に、不具合が訪れる!ってくらいで、8対2ではない(笑)

しかし、2%もないかもしれない。不安には思っていても・・・

もっとまともに言えば、バックアップしたものの8割は不必要で、2割が必要である。って感じだろうか?

これも違うような感じだ。10割必要があると思っている。私は。

逆の場合はあるかもしれない。8割重要で2割が重要でない。かな?

となると、バックアップについては8対2ではないようだ。

中身によってはあるのかもしれないが、なんともわからない。

被害で考えた場合は、どうなるのだろうか?

事故の8割はうっかりミスで、2割は予測出来たこと?

これではパレートの法則にならない(笑)

漏洩原因の8割は、2割の人が起こしている。とか、

漏洩原因の2割は、8割の人たちが起こしている

漏洩被害の8割は、2割の重要でないもの?

漏洩被害額の8割は、利益の2割に相当する?

どれもしっくりこない。無理矢理パレートの法則に入れるからだろう(笑)

なにもパレートの法則にあてはめて考えることはない。しかし8割の問題って意外と多いのではないかと思う。であれば2割の何かも存在し、対策案が出てくるかもしれない。

8対2の中に、何か答えがあるような気がしてならない。

さぁこれからバックアップをしよう!10割のデータのために・・・

何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります

リモートワーク担当者支援パック

急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。

従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)

労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。

しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。