昨年末、わずか2日間で年間TOPになったウィルスとは?
年末2日間でトップに立ったウイルスとは:ITmediaエンタープライズより
ソフォスは、2006年12月の「月間トップ10ウイルス」を発表した。W32/Drefが発見からわずか2日間で急速に拡散した。
順位 ウイルス名 割合
1 W32/Dref 35.2%
2 W32/Netsky 22.2%
3 W32/Mytob 10.7%
4 W32/Stratio 7.8%
5 W32/Bagle 5.2%
6 W32/Zafi 4.8%
7 W32/MyDoom 3.3%
8 W32/Sality 2.8%
9 W32/Nyxem 1.3%
10 W32/StraDl 0.9%
- その他 5.8%
同社では、「年末年始休暇明けの膨大なメールをチェックする際に感染してしまうという危険もあり、今後さらなる被害の拡大が懸念される」と呼びかけている。
新年あけましておめでとうございます。
今年もBlogを通じて情報セキュリティの役に立つような事を書いていきたいとおもっています。どうぞよろしくお願いいたします。
で・・・
年明け早々ですがウィルスの話題。年末から久しぶりに届いたメールはウィルスを検知した報告メール。
この手のメールは最近お目にかかってなかったが、数十通届いた!
予感はしていたが、そのメールのウィルスは上記のメールだった。
先日も書いたが、
恒例!年末年始のセキュリティのお約束JPCERT/CCより
メールで感染の多いウィルスの出来る事だけの対策だ。
連休明けから仕事が本格的に始まる企業が多いと思うが、これだけは最低限確認してもらいたい。
2日間で年間TOPになれるってことは、単純計算をすれば180倍の濃さになる。
180倍の濃縮されたものは農薬くらいしかないようだが、双眼鏡の場合だと月面の観測もくっきり見えるらしい。
自動車業界だと、GM・トヨタ・フォードの3社で36.2%のシェアを持つようだ。
この35%は半端なく大きな数字である。
この休み明けの仕事前には、是非確認してもらいたい。
大きな問題になる前に・・・
現状の情報セキュリティ教育研修をそのまま続けて大丈夫ですか?
技術者の方々は、常に最新の動向を知る必要があります。しかし、一般社員の方々が知るべくことは技術者の方々とは内容が違います。
一般社員の方々に向けた「情報セキュリティ」に必要なことは、ほぼ伝えきられたと考えます。
現在行われているのは、二巡、三巡の繰り返しです。同じことを反復練習していても情報漏洩事故は減少していません。