個人情報流出しました?対策費払え・・・これもミンチだなぁ
国民生活センターによれば、個人情報保護法施行後のトラブルとして、個人情報が流出したので対策費を払え!との不当請求が多いらしい。
なんだか、肉のミンチ問題にしても、この対策費払え問題にしても、ぐちゃぐちゃに混ぜられている感じがする。
通常って、何をもって通常と言うか?の問題もあるが、自分の情報が漏れたお詫び金(ほんとに僅かなもの)をもらうような話はある。
しかし、言いがかりに近い話で、無知な人を相手に”漏れたから払え!”って随分と乱暴な話だ。
確かに、個人情報保護法にも近くないが、似ているようなことは書かれているが、こんなことは書いてない。
知らない人を相手に、無知なことを良いことに、漏えい対策費を払わないと・・・ってな話のようだ。
どっちにしても、請求の対象になってしまう人たち。
不当に請求する側のが、先を行っている。関心しても仕方ないが、よく考えるものだ。
結局、国民生活センターに相談する前に、何らかのことをしてしまった後では、どうにもならない。授業料と割り切って言い切れない部分もある。
自分が悪くないのに、いかにも悪く思えるような言い方で話を持ってこられると、ついうっかりコミットしてしまう。
よくある手法だが、最初に大きなコミットメントを求める提示をして、その後に小さなコミットメントを求める話をする。大きなことは無理だが、小さなことなら・・・って思いこませるための方法。
最初から小さなコミットさえもらえれば良い。ここが落としどころ。
しかし、どこまでもシャブリ尽くすような、この手の話。
騙されるほうが悪いのか?騙すほうが悪いのか?
いずれにしても、気をつけたいものだ。
現状の情報セキュリティ教育研修をそのまま続けて大丈夫ですか?
技術者の方々は、常に最新の動向を知る必要があります。しかし、一般社員の方々が知るべくことは技術者の方々とは内容が違います。
一般社員の方々に向けた「情報セキュリティ」に必要なことは、ほぼ伝えきられたと考えます。
現在行われているのは、二巡、三巡の繰り返しです。同じことを反復練習していても情報漏洩事故は減少していません。