gooラボの「5W1H検索」の実証実験をイジってみる
gooラボ、「5W1H検索」の実証実験 :INTERNET Watchより
NTTレゾナントは12日、同社が運営する実験サイト「gooラボ」において、検索キーワードに対して、5W1H(いつ・どこで・誰が・何・なぜ・どのように)の観点に分けて検索結果を表示する「5W1H検索」を公開した。対応ブラウザはInternet Explorer 5.0以降、Firefox 1.5.0以降、Safari 2.0.x以降。
検索画面では5W1Hに対応する6つのボタンが用意され、調べたい用途によりボタンを使い分けられる。例えば、「旅行」というキーワードを入力すると、1)旅行サイトなど「What」に関する検索結果、2)一緒に旅行したい有名人など「Who」に関する検索結果、3)ツアー旅行の期間など「When」に関する検索結果、4)旅行ガイドなど「Where」に関する検索結果、5)社員旅行を断る理由など「Why」に関する検索結果、6)旅行の手順など「How」に関する検索結果–が表示される。
gooはいつも面白い試みをするところが好きだ。
5W1Hは今更言うまでもないようなこと。しかしこれはとても重要な事で、このフレームを使って物事を整理すると便利だ。私もよく使っている。。。って、まずはイジって見た方が早いので、イジってみた。
・情報漏洩
・ゴキブリ
・松茸
・ビリーズブートキャンプ
・Winny
・ビジネスモデル
・個人情報
こんなところを入力してみた。
細かい事は書かないが、なるほど従来の検索エンジンでは見つけにくい新しい発見もあった。全てではないが、十分に利用価値は高く、今後の精度が期待される。
他にもキーワードを入れてみたが、具体的なキーワードよりも、抽象的なキーワードのほうが精度が高いようだ。
今日のニュースでも有名になってしまった、総裁の人ですが、名前を入れると5W1Hっぽくなくなり、総裁と入れると他の総裁までHITしてしまう。このあたりは、ブログキーワードなどの検索のが使いやすい感じがする。まぁ目的次第で使い方も変わるって感じだ。
Whatは一般的な結果で、Whoは松茸あたりが面白かった(笑)
WhenとWhereはゴキブリが興味深かった。このキーワードを考えるのに時間が掛かった(爆)
有名な話である、トヨタの”なぜ?”を繰り返す事なども、このWhyになるので、基本は同じだ。Whyを追求するのは、従来の検索では出来なかったこと。なぜ+○○などのキーでも検索可能だが、gooの検索の元となるアルゴリズムがわからないが、今までのキーではたどり着かないような結果が出ていた。
Howを掘り下げれば、答えが見えそうな感じはしたが、あくまで主観的な話。なんとなくそう感じた(笑)
こういうモノを見ると、ついコンピュータが考えてしまうようなキーワードを投げたくなってしまうのは・・・その先を知りたいからだろう。って言うか、単に物好きで変なだけかもしれない(自爆)
しかしコンピュータは困った様子も見せずに、検索結果を出してくる!←当たり前か(笑)
情報セキュリティでも、あり得ないことまで考えなければ対策も出来ない。あり得ない事を考えられること事態が、あり得ない事ではないもかもしれない。
視点を変えた見方が何よりも大切だと考えている。だから、色々イジってみるのだ。
イメージ検索(画像が検索できるもの)でも、漠然とした検索をするのに便利に使わせてもらっている。
この5W1Hも漠然としたキーワード検索でも、深掘りできる便利なものになることを、期待したい。
さぁ、もう少し変なキーワードを入れてみるか・・・
現状の情報セキュリティ教育研修をそのまま続けて大丈夫ですか?
技術者の方々は、常に最新の動向を知る必要があります。しかし、一般社員の方々が知るべくことは技術者の方々とは内容が違います。
一般社員の方々に向けた「情報セキュリティ」に必要なことは、ほぼ伝えきられたと考えます。
現在行われているのは、二巡、三巡の繰り返しです。同じことを反復練習していても情報漏洩事故は減少していません。