漏洩や危険を知っていても、なぜ減らないのか?
昨今、食品偽装が多く発覚している。あんこのお餅などは、個人的にも好きだったし、それを食べていた思うと、何ともやりきれない。
一方、人間の身体は、あの程度では壊れないようだ。
ただ、食に関するものは、口から入るものだし、直影響のあるもの。気分的にもよろしくない。
なぜ、今、なのだろうか?昔からあったことが多くある。これも最近報道などで、私なんかもわかったこと。
内部の勇者が耐えきれずに。。。発覚しているだろし、もっとしっかりとして欲しいものだ。
コンプライアンスなどのキーワードが踊っているが、前回も書いたがおかしい。
法令遵守。。。当たり前のことではないだろうか?世の中、隠蔽体質がまかり通っている。もっと発覚すべきこと。
結局、人を騙しているのだから。
じゃあ、情報セキュリティではどうだろうか?
フレッシュアイの情報漏洩のニュースをみても、ネタ切れしないほどに起きている。
私の専門は漏洩対策なので、正直、食の安全はよくわからない。
漏洩を100%止めることは出来ない。しかし、その危険性とシチュエーション、プロセスは事件から知ることはできるし、そこから学べることも多くある。ゼロにならなくとも、コンプラの定義が多少間違っていても、ある程度は出来る。
にもかかわらず、何もしない。その姿勢が問われる。コンプラなんかの以前の問題。
発生前においては、そのリスクを知ることからはじまる。あり得ないことだけではないはず。あり得ることが多く発生している。想定外であっても、それを回避はできない。
発生後にあっては、開き直っても仕方ないが、今出来うる応急対策と、今後案になる恒久対策を提示しなければならない。
ここでも隠蔽体質は変わらないようだ。あまりにもバカにしているとしか思えない対応しかしない企業が多い。
起こりうること、発生することがわかっているにもかかわらず、何もしない。。。。
やらなきゃならない!意識はあっても、何もしなければ何も知らない無智よりも悪意があるとしか思えない。
自分のことだけで、自分だけの問題であれば、一回でも発生し、痛い思いをしなければわからない。てもいいだろう。
企業においては、これでは通用しない。コンプラは法令遵守ですか?
やった方がいい!ってレベルの話ではなくなっている。ネットも使わずにアナログ時代に戻るならば、今時の危険も減る。
実際にそんなことは出来ないのだから、対策するしか選択肢はない。はずだけど。。。。
企業の社会的責任って、何でしょうか?社会還元ですか?わからないように隠蔽することですか?
知らない方がいいことも世の中にはある。ここでは通用しない論理だ。
発表すればそれで良い。その程度しかしない企業を多数見てきた。時間の問題でそれは大きくなる。
なぜか?。。。何もしないから、起きているだけ。子供でもわかるような簡単な話。
もっと、しっかり考えてもらいたい。ってわかっていただける企業は、そんなことも起きていない事実。
インターネットの特性を知り、ヒューマンエラーがなくならないことも理解して、方法を考えなければ意味はない。
それでも。。。減らないですね。マイナスとマイナスのかけ算は、プラスになるが、ここでは余計に悪化するだけ。
じゃあ、どうします?
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。