アップルの情報管理から推測すれば、新型iPhoneを落とすことはあり得ないだろうと勝手に想像した「新しいリークの手法」
「走れ!プロジェクトマネージャー!」の大木さんが書かれた、次世代iPhoneが非公式にお披露目になった件で、ちょっと考えたについて考えてみました。
ギズモード・ジャパンが報じている、次世代iPhoneのデザインは初代iPod nanoみたい。僕個人的には、アリだと思います。あくまでもデザインレベルですけど。
さて、この次世代iPhoneは(ご存じの方も多いと思いますが)、RedwoodにあるGourmet Haus Staudtというお店で拾われたものだそうです。Gray Powellさんという、AppleでiPhoneのベースバンドソフトウェア担当のエンジニアが落としたとのこと。
このニュースを見たときに、わんとぴのTwitterで私の「つぶやいた」内容です。
ブツを落とした今回の場合「何」漏洩になるのだろう? 単なる紛失かも? しかし話題なだけに「その後」の出回った情報は、やっぱ漏洩なのかもw :CNN.co.jp:アップル社員の忘れ物? 「次世代iPhone」情報出回る
セキュリティ的に考えれば、多段的ですがやはり漏洩になるのでしょう。
ブツをなくしてしまった、次の部分で話題が大きくなったように思います。例えば、機密情報の入ったUSBメモリーを紛失して、その中身が最重要だったりとか。
大木さんも書かれている、
これは、Appleにしかない問題ではないと思うんですよね。僕たちで言えば、居酒屋で取引先の社名を出してしまったとか、プレスリリース前のサービスの話をしていたとか、エレベータの中でうっかり喋ってしまった内容とか、喫茶店で打ち合わせしていたらPCの画面を見られてしまったとか、いくらでも可能性はあるわけです。
もちろんそれが、非公開情報なのか、既知の情報なのかによって、問題かどうかが違ってくるわけですが。
ここがセキュリティな考え方です。可能性はリスクとも言います。
持っているものは、紛失する危険性と常に背中合わせです。持ってないものは、なくしようがないのです。
じゃあ、今回の勝手な推測をしてみると・・・
過去にアップルの情報管理に関する書いたブログ(下段)を見る限り、もしかして違うんじゃないか?と思ってきました。
1.そもそも、屋外に持ち出すことが可能なのか?
2.持ち出せたとしても、落としてしまう可能性のあるような場所で出すか?
3.情報管理の徹底したアップルなら、誰しも「あぁ・・・落としちゃったのね」と、紛失した担当者が今後どうなるのか?と別な部分を心配したりする。
・・・これ、新しいリークの形なのでは?と勝手に思うのです。最近のリークはWSJ紙がやっていましたが、何度も同じ手法は使えないです。
何かと口実のために、親戚の結婚式、お見舞い、お葬式。。。一体何人兄弟なのだ?と、疑われるようなケースもあります。オオカミ少年のようなもので、本当にあっても誰も信用してくれません。が、逆のパターンもあります。普段の行動がキッチリとしているだけに、何かがあっても勝手に良い方向に解釈してくれる。こんなものです。
いずれも、極端に情報の少ない中で、勝手な推測をしています(笑) これは相手(私でない)にとっても情報が少ない方が、何かと都合が良いのです。私のように勝手な推測をしてくれるからです(自爆) 一方で抑止にも有効な策だったりします。何がどのようになっているのか見えない分だけ、見えないものを形にしようと勝手に作り上げるからです。
真実はわかりませんが、この勝手な推測がアリならば・・・色々使える!と。情報操作ですよね。
結局推測の域を出ませんが、戻るところ「あるものはなくなる」「ないものはなくならない」と単純なことに行き着いたのでした。
アップルの情報管理:
アップルの情報管理統制に学ぶ、情報セキュリティの本質
アップルの情報管理統制に学ぶ、抑止効果は神の存在に似ていた
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。