【災害】コロナや豪雨などの危険度レベルは数字5→1で出来ないのだろうか?

昨年2019の台風は今までに記憶のないほどにこわかったです。河川の氾濫が身近で発生するギリギリの所まで来ていました。昨今のニュースでは数十年に一度とか、記録史上初…な、従来ではあり得ない規模の災害が頻繁に起きている(来ている)状況です。

これ、ここ数年よく聞く言葉で「この前も言ってなかった?」と思うほどですが、異常気象とかいうレベルを常に超えている状況なのでしょう。

コロナの危機にしても、イマイチ鮮明に見えていません。もちろん状況もよくなく危機が迫っているのは解るのですが、共通指数がないので、都道府県独自の○○モデルや○○指数では、それでどうする?どうなの?と、全体が見えない中、なんかヤバイとしか感じておりません。世界共通に出そうなんてのは相当無理でも、都道府県レベルにどどまらない国内独自の共通的な危機レベルが見えると、理解しやすいのではないでしょうか?(もしかしたら私だけが理解出来てないだけかもしれない)

基本的に積み上げ方式で考える事が多いので仕方ないのかも知れません。例えば3段階なら

1.危機の初期

2.中期段階

3.すぐに避難

となりますが、解りやすい並べ方は、

3.すぐに避難

2.中期段階

1.危機の初期

のような積上げの上に行くほど状況がヤバくなる表示でいいのですが、全何段階の今いくつ?が見えないと、3段階の3なのか、5段階の3,10段階の3…全体の何パーセントくらいの状況なのか?と見えてきません。

例えば地震ならば、ある程度の震度に対する共通認識が出来ていると思います。積上げ方式ですが震度の上限?10とかはありません。

情報セキュリティにおいても積上げ方式が一般化していますし、ホテルの評価やミシュランガイドなどなども同じくです。

積上げ方式の表示では迫る危機レベルが見えない

最近の豪雨被害でも、気象庁の防災気象情報と警戒レベルとの対応についてでは以下のようになっております。

ニュースなどで目にする機会も多いと思いますが、文言表現ではどうも解りにくいです。5段階の5が最悪の状況で次はないと言うのはわかります。

これ最低限の共通認識がなければ「基準値」が解りません。最近テレビなどでよく目にするのは文言表現でも数字が書いてあります。しかし、数字は危機段階の補助的な意味?順番程度しかないように思え、主となるのは文言表現です。迫ってきている危機の現在地が何かよく解りません。

迫る危機を5→1で表せないのだろうか?

災害のような身に迫る危機の場合は、デフコンのような5→1で表示したほうが後がないことを解りやすく伝えることが出来ると思います。

デフコン(アメリカ英語: DEFCON)とは、「Defense Readiness Condition」の略で、通常は戦争への準備態勢を5段階に分けたアメリカ国防総省の規定を指す。

「デフコン5」は完全な平時であり、「デフコン1」だと完全な戦争準備態勢(非常時)となる。例を挙げると、デフコン5では攻撃機はアメリカ本土地上待機であるが、デフコン1だと24時間3 – 4交代でアラスカまたは北極圏上空待機となり、その他も地上待機となる。

引用:Wikipediaより

結局は数字をどっちから数えて、いくつまでいくのか?という話です。積むなら1→5ですし、迫るなら5→1となるのですが、段々と減っていくのは迫り来る後がない事を理解しやすいと思います。危機に対しては数字をみて具体的な避難等の行動がしやすく、こっちのが解りやすいと思います。

逆から考えてみるのもセキュリティな思考の1つです。

一つ懸念材料としては、従来の積上げ方式の真逆なので最高危機段階の  1でも、まだ増えていくから…と見えてしまうことかも知れません。これも共通認識を作って行くしかないと思いますが、これ以上に解りやすい危機レベルの表示もないと思います。

The following two tabs change content below.

新倉茂彦

TCNIC Co., Ltd. 代表取締役 / セキュリティプロデューサー / M.B.A. 経営情報学修士 / 密教学修士ブログ
日々,目の前で起きる「セキュリティ」なことだけを考えています。表があれば裏があるように、様々な視点から見て考えるように意識しています。 人の「こころ」に興味を持ち、仏教的アプローチからセキュリティを探求中。

45の事例から知る【情報セキュリティ標語】実践研修・ケーススタディ

実際の事例を元に作成した、五十音「情報セキュリティ標語」を教材として使用します。

■ 座学の場合:1事例2分程度、45事例すべて実施(90分の研修)
様々な事例を知る ⇒ 基礎知識が身につく
⇒ 身近な事例を自身に置き換えることで、応用できる対応能力スキル向上を目指します。

■ 演習の場合:目安は5分から30分程度、熟考することにより深く身についていきます。
(直近で起きた社内事故や身近な事例等、事例の深掘り次第で時間は変わります)
身近な事故事例をテーマ ⇒ 自ら(グループで)考える
⇒ 他者との討論(発表など)により、多面的なヒントを得ることを目指します。