監視カメラのセキュリティ
情報漏洩や不正侵入対策の基礎は物理セキュリティから!:CNETの広告より
インターネットなどの通信を用いた、遠隔での監視カメラの話。
遠隔地から監視カメラの制御が出来る時代になった。
私が携わったのは6年前のことで当時としては画期的なことだった。
インターネット普及前は、専用回線を用いて必要なときだけ映像を送るような方法をしていた。回線が定額でなく、速度も遅かった為である。
で。。。。
物理セキュリティ対策の一環として、監視カメラは有効である。
近年、街頭カメラなども国内外で活躍しており、防犯面でも有効になってきた。
またライブカメラなどで、その場にいなくとも現場の映像がキレイに見られる。
保育園や学校などでも、導入されており園内や学内の様子がインターネットで見ることが出来る。
セキュリティ対策=監視カメラではないことを、付け加えておきたい。
確かに、セキュリティ対策にカメラの活用は有効である。
しかし、ただ設置すれば良いものではなく、どのような角度から何の目的で撮るのか?防犯目的であれば、設置そのものでカメラを見せるようにつけるとか、カメラらしくない格好のものをつける。。。いろんな方法がある。
ここで情報セキュリティと情報漏洩の観点から考える、
監視カメラとは、
1.プライバシーの侵害に注意すること
2.映像の二次的活用に注意すること
3.撮った映像データの管理を徹底すること
この3つがポイントになる。
街頭カメラは、1の問題は基本的にクリアーしている。
それは、特定の人物を撮っているのでなくエリアの防犯目的で撮っているので、その問題はとりあえずクリアしている。
しかし、その後の扱い方で間違えると1の問題も浮上してくる。
2の問題は、防犯カメラなど撮った映像を広く知らしめるために、紙にプリントしてメッセージなどを書いて、その関係者に配布すること。
これは、犯罪や嫌がらせなどの常習犯などの場合が多いが、確かにそんなことをしてしまったのかもしれないが、それとプリント配布は別問題である。
これが流れてしまった問題もあった。
この3ポイント中もっとも重要で、忘れがちな問題が、映像データの管理方法だ。
現段階では、コストがかかったり、その手前段階である普及中なのか?まだ手つかずの状態である。
しかし1.2の問題含めた、映像という目で見てわかるもので、何らかの決定的瞬間を撮ったもの。
ライブカメラの映像なんかは、これに該当しない。もちろんである。
通常考えられる、監視カメラの場合は、このセキュリティ管理がほとんどされていない。
撮った映像のバックアップデータなども同様である。
個人情報などの住所や名前など、文字情報のデータであれば管理徹底は以前より、ましになったはず。
一方、カメラ映像の管理は如何なものか?
文字で表現しがたいことまで映像は物語ってしまう。
文字情報同様の管理が迫られているのである。
私自身が、日々いろんなところに行き、カメラが気になることがある。
別に変なことをしている訳でなく、この撮られた映像って管理されてるのかなぁ?
と、考えてしまう。だって悪いことはしてないのだから・・・
今後、早急に対応される課題であることは、言うまでもない。
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。