個人情報のトレードオフは幸せなのか?
個人情報検索サービス「Spock」、プライベートベータを開始:CNET Japanより
ウェブ上で個人情報を探し易くすることを目指す新興企業のSpockが、プライベートベータを開始した。
Spockによると、同システムで名前を入力すると、その人物の写真、住所、職業、趣味などの情報が提供されるという。逆に職業と所在地を(「Rodeo Clown、Lubbock」のように)入力すると、そのカテゴリに一致する人々の名前を探し出してくる。
今のところ、自動化された人名案内を組み立てるのは容易な作業ではないようだ。ZoomInfoは名前を探し出し、その人物の履歴書を自動的に作成するヘッドハンティング用の検索エンジンを構築している。しかし、ZoomInfoデラックスサービスを試しに使ってみたところ、Googleのほうが個人に関する情報を数多く探し出すことができた。ZoomInfoはまた、誤った情報も提示する。
Spockはまだパブリックベータを開始していないが、1億人のプロフィールを提供する予定である、と同社創業者らはVentureBeatに対して述べている。
何とも凄く壮大な計画のようだ。この記事を見た瞬間に脅威を感じてしまった。
便利かもしれない。自分が調べる側だったら・・・
良いかもしれない。自分を広くみんなに知ってもらいたい人は・・・
凄いことかもしれない。端末だけで1億人のプロフィールが検索できるのだから・・・
インターネットは急速に進化している。テクノロジーもサービスも面白いものがたくさんある。
今までなかなか連絡の取りにくかった人まで、メールで、SNSで、各種サービスで・・・実現する。
本当に便利な時代になったものだ。
しかし、これって本当に幸せなことなのだろうか?
現実世界が、仮想空間に脅かされている感じすらするのは私だけだろうか?
情報漏洩がどうこう言うレベルの話ではない。
簡単に検索出来るのはとても便利でインターネットなくして調べ物すら出来ない。
今までどうやって調べていたのか?すら忘れてしまうほどネット中毒な私。
ブログなどで自分のことを書いてくれる人もいる。まったくの他人ではないだろう。少なくとも自分のことを知っているから、ストーリーに登場してくるのだ。
本人が望んでいるかどうかは、そこには関係がない。唯一あるのは、自分以外の人がブログを書いていることくらいだろう。
結構詳しく書かれていることもあったりする。この程度は充分に楽しめる範囲にあるのではないかと私は思う。
しかしこの検索は、もっと詳しく詳細に写真や趣味まで出てくるようだ。
私は自分の情報を、そのまんま公開しているからどうってことはないが、全員がそれを望んでいるのだろうか?
便利になることが本当に良いのだろうか?ここまで来ると便利を超えたイヤな感じすらしてくる。仮想空間で自分も知らない間に、自分よりも自分のことが詳しい人が登場してくるかもしれない。
ジョハリの窓で言う、自分も知らない自分がここには存在するのかもしれない。
もしも自分が調べられる側であり、それを望んでいない場合はどうなのだろうか?
先のブログなどは身近に存在するできごと。
この情報は、もちろんデジタルなもの。じゃあアーカイブも存在するってことか?
いくら何でも、このアーカイブはどうも好きになれない。
皆さんは、いかが思いますか?
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。