データ漏えいとID盗難の意外な関係?
データ漏えいとID盗難の意外な関係–米調査:ITpro より
結論から言うと、データの漏えいが原因でID盗難につながる可能性は低いとのこと。
これで終了!って感じだ(笑)
しかし、本当だろうか?どうもすべてを疑って見てしまう癖がある。
良いときもあれば、そうでない時もあるが・・・
漏えいが引き起こす事件がトリガーとなり、直接的にID盗難に発展しなかっただけだろう。
面白いことがあり、それを見た瞬間も笑うが、後で思い出し笑いをしたことはないだろうか?
電車のなかや、街中を歩いている時などは、やめた方がいい。不気味に思われるだけ(笑)
たまにやってしまうのだが・・・
そんな話ではない。間接的な問題を洗い出すには相当の手間がかかるモノだ。
特に上記のような場合だと。
では、
1.データ漏えいでID盗難の可能性は低い
2.ID盗難は、直接的な被害が大きい
3.じゃあデータ漏えいしても大丈夫?
ちょっと無理があるかもしれないが・・・
間接的に起きている問題は大きいのだ。
ブログなんかが良い例だろう。直接的に書かれていないことが多くあるが、周辺情報から推測できる内容は結構ある。
書き手は読み手のことを考えて書いているだろう。そして出来るだけわかるように書いている。
ようは、直接的な実名こそ出さないが、間接的な誰かがわかる書き込みは多いのだ。
それがどうなるのだろうか?
だからどうした?って話ではないだろう。
時には些細なことがプライバシーに関わり、それを超えてしまうことが多いのだ。
インターネットのこわいところは、一度出てしまうと戻しようがないってとこ。
それは、データ漏えいでも、ブログの書き込みでも同じこと。
デジタルアーカイブで残るし、なくなってしまうものと思えば、その場で保存するものだ。
直接な関係がなくとも、間接に関係があれば同じこと。より紐付けされた情報は濃くなっていく。
もう少し、私もこの分野をプロファイルしてみたい。
新倉茂彦
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(直近で起きた社内事故や身近な事例等、事例の深掘り次第で時間は変わります)
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