自分の会社が倒産間際な前兆:この時どこまでがマネジメント側になるのか?
自分の会社が倒産間際であることを示す兆候とは?:ZDnet Japanより
以下に、注意を払うべき一般的な事項をいくつか挙げる。これらの兆候の1つが見られれば、あわてて最初に見つかった転職先に飛びつくべきだろうか?
もちろんそうではない。しかし、もしこれらの一部に大いに心当たりがあるようなら、自分の身を守るために他の兆候についてもかぎ回るべきタイミングかも知
れない。少なくとも、雇用主の方が自分の身を守ろうとしていることは確実なのだから。
以前中心に置かれていた事業に注力していない。企業が自社の中心的な製品やサービスから離れるのは、企業が苦しんでいる時の一般的な兆候だ。勤めている製造業の会社が、突然外部で不動産投資を始めたりしていないだろうか。そういう場合は怪しいと思って間違いない。
顧客基盤が限られている。あなたの会社が製品を1つか2つの顧客にしか販売していないとしよう。もし、そのどちらかが破産でなくなったり、その顧
客が競合他社の製品を選んだとしたら、新たな顧客を見つけるまで、あなたの会社はもがき苦しむことだろう。もし、見つけられればのことだが。前回の人員削減以降、人員を増やしていない。50%の人員削減を行ってから2年経っても、1人の従業員が4人分の仕事をし、同じ数の製品を作り続けているのだとしたら、少し落ち着かなくなるのももっともなことだ。
同僚がみな辞めようとしている。小さな会社で1ヶ月に8人が退職したとしたら、彼らはあなたが知らない何かを知っているのではないかと考えてみる
価値がある。さらに、社員は企業のもっとも貴重な資産であり、もしそれをつなぎ止めておけないのだとしたら、何かおかしなことが起こっている。仕事が面白くなくなった。今では、仕事はいつでも面白いものであるべきだと言う人はいない。仕事は結局、仕事なのだ。しかし、以前は活気があって社交的だった組織が、突然閉鎖的で陰気な場所になったとしたら、その原因となるようなことが陰で進行している可能性が高い。
他にも兆候はあるだろうことは確かだ。もし読者が不幸にも沈もうとしている船に乗ったことがあれば、決定的になる前に見られた兆候には、他にどんなものがあったか教えて欲しい。
知っておいて損はないだろう。ってレベルの話じゃなくなっていますね。連日のニュースや新聞を見ても、そんな感じです。
組織の中にいる以上は、避けられない現実でもあったりします。こんな時に、どこまでがマネジメント側になるのでしょうか?代表者以外、自分の人事権を持っている人たちがいるでしょう。会社の規模にもよるでしょう。代表者でも株主などの方々がいますしね。まぁこの場合の前兆に関心があるのは、中間管理職以下の方々になるのでしょうか。
ピラミッド型の組織である以上は、マネジメント側であった人たちまでもが、マネジメントされる側になることもあるでしょう。誰しもが自分の身を守るために・・・どんな方法でも使うでしょう。
解雇されれば情報を持ち出す・・・現実味が増してきた世の中の変化で書きましたが、こんな前兆があるときに「どさくさに紛れて」情報の不正な持ち出しも起きるのです。
通常ならば、そんな事はしないでしょう。それ以上の対価があれば話は変わりますが・・・もちろん犯罪になりますし、そこまでは。。。ではないでしょうか。
しかし、次なる職を探すのと同時に、おみやげを持っていく。これらは雪だるま式に悪化していくのです。そこにはモラルもなにもありません。個人レベルで考えれば、自分の身に影響のあることですから・・・
何も、犯罪の助長をしているのではありません。人間はとっさの時に自分でも信じられない行動に出ることがあるのです。平常時ならば、正しい判断も出来るでしょうが、そうでなくなる場面がコレだと思うのです。
自分の中に潜む「悪魔な一面」があることを知っておく事と、それでもマネジメント側として最後まで防御をすることを考えておかなければならないと考えます。
誰のためにするかって、行ったことは最終自分に戻ってくることなのですから・・・
現状の情報セキュリティ教育研修をそのまま続けて大丈夫ですか?
技術者の方々は、常に最新の動向を知る必要があります。しかし、一般社員の方々が知るべくことは技術者の方々とは内容が違います。
一般社員の方々に向けた「情報セキュリティ」に必要なことは、ほぼ伝えきられたと考えます。
現在行われているのは、二巡、三巡の繰り返しです。同じことを反復練習していても情報漏洩事故は減少していません。