オンライン詐欺師の供給が増えると悪人が減るのか?
ネットで騙される人の数は、ネット利用者が増えることで騙される側の母数が増えること。また、この需要にあわせた供給側である騙す人も増えていくことだとおもうのです。
そんな供給側も演じる人が増えると、こんなこともある!ってケースを発見しました(笑)
やけに正直なオンライン詐欺師と出会ってしまった…その会話を見てコメント殺到:らばQより
この世の中とにかくスパムだらけです。メールやチャットでも詐欺は横行しており、安心して誰とでも話ができるというわけではありません。
スカイプのオンライン中にいきなりプライベートメッセージが知らない人から届いたというその会話の内容が、話題になっていました。
相手はなんと詐欺師だったのです。
Mr.Robert Dutuの発言:
こんにちは、お元気ですか、私はRobert Dutuです。とても重要なビジネスの提案があるのですが、それについてお話してもいいでしょうか?
Mike Nashの発言:
よしきた、当てさせてくれ。君は何百万ドルも持っていて、それを僕にきっと渡したいって言うんだろう?だけど僕はそれを得られず、その代わりに前金を君にぼったくられてしまうというやつだよね。
Mr.Robert Dutuの発言:
まさにその通りです。
Mike Nashの発言:
正直にどうもありがとう。
Mr.Robert Dutuの発言:
どういたしまして。
あなたとチャットできて光栄でした。
Mike Nashの発言:
がんばって次のバカを見つけてくれ。
Mr.Robert Dutuの発言:
ありがとうございます。
このやりとりに対するコメントがおもしろかったです。
・「だませるバカを見つけてくれれば、たっぷりとお礼はします。しかしながらお金は現在口座から引き出せない応対になっており、そのあたりは複雑なので説
明は省きます。とにかく少額である5000ドルさえ送っていただければ口座を解除でき、それを使ってあなたに支払いができます。」
こんなのとか(笑) 他のコメントはリンクからどうぞ・・・
敵も手間暇かけてますね。しかし、いろんな方法の中を模索していると、効率の良い方法が見つかるのでしょう。もしくは、とにかく数を打って当たる率を上げているのかもしれない。
今時の犯罪ですが、根っこは昔からある手口ですね。今回のようにインターネットを使ったもの。電話でだますオレオレ詐欺・・・相手が見えないってところは同じです。
これほど、典型的にわかりやすいケースも少ないと思いますが、一呼吸おいて、じっくりと考えれば。。。(・_・)……ン?違うんじゃないか?と、発見出来るかもしれません。
振り込み詐欺なども、警察官がATMの前にいたり、ポスターなどで啓発したり、ATMで携帯電話禁止!などの効果も出ているようです。
気が動転してしまう状況に持ち込むのが、敵の常套手段なのです。
悪人は減らないのでしょうが、そんなこともある!と。。。仮に、実際に本当の問題が起きたとしても、一呼吸おいて考えた方が、いいに決まっているのですから。
新倉茂彦
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■ 座学の場合:1事例2分程度、45事例すべて実施(90分の研修)
様々な事例を知る ⇒ 基礎知識が身につく
⇒ 身近な事例を自身に置き換えることで、応用できる対応能力スキル向上を目指します。
■ 演習の場合:目安は5分から30分程度、熟考することにより深く身についていきます。
(直近で起きた社内事故や身近な事例等、事例の深掘り次第で時間は変わります)
身近な事故事例をテーマ ⇒ 自ら(グループで)考える
⇒ 他者との討論(発表など)により、多面的なヒントを得ることを目指します。