街頭監視カメラの情報量が多すぎる?(英国の場合)
世界的にも、街頭監視カメラが普及している英国です。が、データが多すぎて処理しきれないようです。
「データが膨大で手が回らない」–監視カメラ大国の英国で警察が悲鳴:CNET Japanより
ナンバープレート認識システムは、光学式文字認識(OCR)を使って車のナンバープレートのデジタル画像を文字に変換し、この文字をリスト化すると
いうものだ。この技術は、不審者追跡の支援を目的の1つとして導入されたが、Readhead氏によると、警察は利用できる情報がたくさんありすぎる状況
だという。英国には、約400万台の監視カメラが稼働中といわれている。
保守党の「影の内閣」で内務相を務めるDominic Grieve氏は、犯罪対策ツールとしての監視カメラの効力は明確ではなく、警察による監視カメラの利用はリソース不足が障害となっていると述べている。
400万台ものカメラがあるのも凄いことです。台数と範囲がわからないので、なんともですが、少なくとも日本よりは広範囲に記録出来ているのでしょう。これは間違いと。
じゃあ、管理?見ることが可能なカメラの所有すべてが、国の管理下にあるとは思えません。民間のものも含まれているのでしょうか?
この情報量が多すぎて手が回らない現状もあるのでしょう。が、データがなければ、そもそものトレースも記録も何も出来ません。
監視カメラを設置することでは、犯罪は防止できません。抑止or記録、リアルタイムのトレースでしょう。それでも十分な効果をあげていると思うのです。
仮に監視カメラの領域を人的にカバーするとなれば、ほぼ無理でしょう。コストも管理も莫大なものになりますし、記録は記憶を辿らなければなりません。
折角の抑止効果が、こんな正式な発表をしては、意味がなくなってしまうと思うのです。
いつ、どこで、だれに、なにを。。。見られているか・・・わからないところに、抑止効果が発揮されるのです。抑止とはそんなものです。
が、こんなリリースを警察が出す?って、
何かの意図があるとしか思えません。本当にこれに意図がなかったとすれば・・・
得体が知れない、なんだかわからない、この含みの部分が大切だと思うのです。。。けど。
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。