ワンクリックも増加し、数年前のウィルス検出が多いのはなぜ?
未だにワンクリックがあったのか?と思い、ウィルスは忘れていたようなものが80%も検出されている。ってことは、セキュリティ対策がされておらず、認識も低いのが原因なのでしょうか?個人用途のPCだと思いますが、資料からはそこまで見えませんでした。
「ワンクリック不正請求」に関する相談件数、過去最悪に:CNET Japanより
独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は7月3日、2009年6月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。ワンクリック不正請求に関する相談件数が過去最悪記録を更新したという。
相談の総件数は1898件で、そのうちワンクリック不正請求に関する相談が694件と、前月より66件増加し、過去最悪記録を更新した。このほか、セキュリティ対策ソフトの押し売り行為に関する相談が6件、Winnyに関連する相談が13件となっている。
IPAのページを見てみました。ワンクリック関連を見たかったのですが、その前にウィルス検出数をみて、Netsky?なんでこんなに多いの?と思い、とりあえず検索してみました。
亜種も多くあるようですが、思った通り「あのNetsky」でした。もう5−6年前だったように思います。
これらの原因から勝手に推測すると、5−6年前よりも前に買った個人用のPCで、プレインストールされていたウィルス対策ソフトを使い続けている。と考えています。プレインストールは、あくまでも「お試し版」として、90日とか半年しか更新出来ないのですが、ソフトは入っている!ことに間違いはなく、更新ファイルってものの存在がよくわからなければ、入っていることで大丈夫と思ってしまっている・・・と、推測します。
見たかったのは、このワンクリックでした。随分と増加しているのですね。最近あまり聞かないと思っていたのですが、そんなことはないようです。
これは、先のウィルス対策と違いますが、クリックした後の「アヤシイ動作」に心理的影響があり、クリックした行為に間違いはなく、少額課金だったりするので表面化しにくいのだと思っています。が、報告数を見るとこんなにもあったのですね。
どうしても、ウィルスにせよワンクリックにしても、目の前の画面しか見えないので、わかるのは後になってしまいます。詳しいインターネットの仕組みを知る必要はありませんが、近所の銭湯に行くような格好と準備で、海外旅行に行くようなものであることだけは、知らなければなりません。
どれほど無防備な状態なのか? これを知らない限りは、減らないのだろうと思うのです。
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。