2009年に出荷されたネットブックの1/3がLinux(米国調査)
そんなに多かったのか?と…量販店でみるネットブック&100円PCにしても、Linuxのは見たことがありません。しかし調査結果は・・・だったようです。
2009年に出荷されたネットブックの3分の1がGNU/Linuxを搭載–米調査:ZDNet Japanより
ABI Researchによると2009年に出荷されたネットブックの3分の1が、GNU/Linuxを搭載していたという。これは、ネットブック市場の90%強を獲得しているというMicrosoftの主張と食い違うが、これについてABIのアナリストJeff Orr氏は、Microsoftでは米国でのネットブックの出荷を基に計算し、ダイレクト販売をするDellを対象外としているためと述べる。Dellは 3分の1のネットブックに、Ubuntuを搭載していると、長らく述べてきた。
計算方法に若干の違いがあるものの、う〜ん、そうなんですね。ちなみに今年のUMPC出荷は、3,500万台の見込みらしいです。中国製で7,000円位のUMPCもありました。100ドルPCもビックリな状態です。このPCそこそこなスペックです。おもちゃ屋で売っているおもちゃよりはPCしてます。
ハードウェアも劇的に安くなり、どう計算しても「新品のPCからパーツ取り」だけの目的で買っても、十分に元が取れそうな値段になっています。ポテトもいかがですか?って感じですね。
そもそも用途が、セカンドマシンだったり、モバイル専用だったりと限定されて?いますが、最近のUMPCを見る限り、限定する必要もないと思っています。スペックも価格も十分だからです。ユーザーが決めればいいのですね。
モバイルのノートPCは、20万くらいってイメージがありました。レッツノートの一番小さいのを使っていますが、そのくらいはしました。今買うならば、ちょっと考えそうです。ノートPCのスペックと価格の選択肢が広がったからです。
日本でLinuxのUMPCがどこまで広がるか分かりませんが、先日のGoogle日本語入力で大きく変わってくる感じがしています。別にLinuxでもChromeOSでも「何でもいい」と思います。やりたい事ができる、これだけで十分だからです。
今まで敷居が高かった原因の1つが日本語入力です。
日本語入力さえクリアされれば、OSもオープンオフィスのようなアプリケーション、アンチウィルスソフトまでもが「すべて無料」の構成で出来上がります。現状は、無料系のソフトはWindows向けなので、完全とは言えませんが、時間の問題と考えています。
無料なアンチウィルスソフトに偏見があったのですが、現在考え直し中・・・なのです(笑)
来年のUMPCは、歴史が変わるくらい凄いことになりそうな予感がしてます。楽しみですね。
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