「泥棒が教えてくれない13のこと」を読み解いてみたら、ホームアローンに行き着いた(笑)
素直に読めばいいのに「教えてくれない・・・」なんて聞くと、これらは既に意味のないこと?と思ったのですが、結構使えそうです。100くらいはありそうなものですが、とりあえず13のこれを読み解いてみました。私自身が泥棒経験がないので、セキュリティで考えてみました(笑)
日本でも犯罪が増え、盗難に遭ったという被害の声もよく聞くようになってきました。
欧米では家宅への不法侵入が多いですが、「泥棒たちが教えてくれない13の項目」と言うものが話題となっていたのでご紹介します。
1. もちろんどこかで見たことがあるさ。先週、掃除夫をしていたかもしれないし、冷蔵庫の配達をしたかもしれない。
2. 君の家の庭で仕事をしているときにトイレを使わせてくれてありがとう。トレイにいるときにトイレの窓の鍵は開けておいたよ。
3. その花はいいな。住人の趣味がわかるよ。趣味と言うくらいだから、いいものが家にあるってことだ。外にある子供のおもちゃを見て、家の中にはどんなゲーム機があるのかなと想像するんだ。
4. 新聞紙の山を探したり、デリバリーピザを玄関前に置いたりして、それらが住人を動かすのにどれくらい時間が掛かるか見るんだ。
5. もし留守中に雪が降ったら、せめて近所の人に足跡をつけてもらえ。何のあとも付いていない家は絶好のカモに見える。
6. おしゃれなガラスドアが玄関なら、アラームセキュリティの会社に操作装置をつけてもらわないほうがよい。セットされているかどうかが見えるのは簡単すぎる。
7. いいセキュリティ会社なら、キッチンシンクの上の窓にアラームをつける。それとメインの寝室がある2階の窓だ。そういうところには宝石類がある。2階にモーションセンサーをつけるのは悪くない。
8. 雨の日はかさを持って出かけるので、鍵を掛けるのを忘れたんだね。よくわかるよ。だけど悪い天候の日だって、オレは休みなしさ。
9. 必ずノックは一度はするよ。もし家に誰かいたら、道を尋ねるか、掃除夫を装うよ。
10. 本当に靴下の引き出しをチェックしないと思ったのかい?オレはいつもタンスとベッドのサイドテーブルの引き出しとクスリ箱の引き出しは必ず開ける。
11. これは大きなヒントだぜ。ほぼ子供の部屋には行かない。
12. そうだ正しいよ。貴重品を入れているその金庫をつぶす時間はない。だけどボルトで施錠されてなければ持って帰るよ。
13. 大きなテレビの音やラジオはとてもいいアラームシステムである。テレビをつけっぱなしでどこかに行くのがいやなときは、数千円でタイマー付き装置を買うとよい。
なるほど。。。勉強になりますでござる。
1〜3は、下見系のもの。これ面と向かって言われるとコワイです。ゾッとしますね。何事も事前準備が大切のようです。
4も下見系になるのでしょうが、実際の時間を測定するあたりが、外部からでも容易に出来る「わかりやすい」事例と思います。日本のように狭い家(私)でも、出るまでにプラス15秒くらいやってみたいと思います。これが120秒くらいかかると、便所でも入っていたのか?と思われてしまいます。それでも決して「いやぁ・・・トイレに入っていて。。。」なんて、聞かれてもいないことは言わないほうが良いと思われます。
5の足跡って痕跡を見たときに、ホームアローン(映画)のカルキン君を思い出しました。映画ですが、彼は優秀です。ビデオがかDVDの特定のシーンから、セリフをピックアップして使ってました。足跡も有効ですが、ホームアローンをもう一度見た方が、勉強になるかもです。
6は日本ではあまりないと思いますが、店舗などならばありそうです。玄関に貼るシールのようなもの。これは泥棒にとっての印のようなもので、自信があれば印を見て選ぶようです。どんなものがセットされているかを知っているからです。それでも、安全のためには必要な事ですが、印が何もないことが泥棒にとっての除外対象になったりもします。何があるのか解らないほうが、何かあるよりも、よほどイヤでしょう。
7は重要です。狙う側から考えた設置場所でしょう。この場所が良いか悪いか状況により判断は変わりますが、意表を突いた場所に設置したり、意外な予想外な想定外(古っ)なことが有効です。
8は読み解けませんでした。そのまんまの24時間年中無休なようです。
9は電車の中で泥酔した人から財布などを詐欺する場合にも使われてます。とりあえず、状況の観察をしてみる。ごめんなさい攻撃と同じで、わざと間違えたりするのです。
10は「ここにある」って言わんばかりの。。。よくある事は「ここには何もない!」と、「ここにある」って答えてしまっているのと似ています。誰しもが考える事以上に、敵はよく知っているのでしょう。
11は10の逆で、ここが有効だと。。。でも、これって、どう有効なのか?疑問な部分もあります。文面をそのまま読まないほうがいいのでは?と思ったり。
12、これはそのままですね。仰ることは正しいです(笑)
13は基本です。音と光に泥棒は弱いのです。ホームセンターなどでは防犯用の小石が売られてます。踏む度に音が出るのです。手軽に出来る1つです。人がいるように見えれば、泥棒は訪問先を変えるだけです。
ここまで書いて気づいたのですが、やはりホームアローンは、教材として有効な気がしました。13の半分以上は、あの映画に含まれています。週末にでも、見てみてはいかがでしょうか?結構、勉強になると思います。
何をどこからどのようにすれば?との質問が多くあります
急激な社会環境変化により従来の概念や方法では解決できないことが多くなりました。
従来の業務は会社の中で行う → モバイルを活用して場所と時間の制約が無くなった → 自宅などの会社以外の場所で通常と同じレベルの作業が求められる(現状のリモートワーク)
労働・雇用環境の変化に応じて基準となる「就業規則」も変えなければなりません。同時に業務を進めるために「最低限のセキュリティ」も確保しなければなりません。
しかし教育も体制もない中、どのように進めればいいのでしょうか?と問合せが増えています。